受験番号、早い方がいい?
受験番号が試験の結果に関わるかというと、ほぼ関係ないと思われます。「ほぼ」と言ったのは、少しだけメリットがあるかなという学校があったからです。メリットがあったケースについては後述します。
受験番号は関係ないと申しましたが、私は中学受験というイベントを最大限楽しみたいので、早い受験番号奪取プロジェクトを敢行。
その日の私の担当は女子の御三家のひとつ。
前日までは、電車の始発前に行くと、タクシーで来たと学校に思われてしまってマイナスイメージかもしれないからと(もちろん本音は眠いし、寒いから)始発で行こうということにしておりましたが、私より中学受験大好きな母が朝の3時からフライパンを叩いて早く行けと急かすので、暗い中しぶしぶタクシーにて御三家の一校に向かいました。
もちろん、1月下旬の寒―い時期に早朝並ぶのですから、準備は万全に。
服装はダウンオンダウン(動きづらい。タイヤのミシュランか)、持ち物はボトルに入れた温かいお茶(飲みたいけどお手洗いに行きたくなるから飲めない)、折りたたみ椅子(小さくて座りづらい)、時間つぶしの本(早朝は暗いので、目が悪くなりそう。しかも手袋でページがめくれない)。
当然ですが、出願書類、筆記具、出願書類に押した印鑑も忘れずに。
タクシーで数十分、学校に到着!午前4時過ぎだったかな。
出願者の保護者の列を探しましたが見あたらないので、守衛さんに聞くと教えてくれました。「がんばってください!」との一言も!ありがとうございます!がんばって並ぶね!(笑)
わーい!一桁の番号が取れそう!
とはいえ朝4時。ひたすら事務室が開くまで待ちました。寒いし、眠いし、携帯は飽きるし、本は読みづらいし、考え事もないし(笑)。
周りの人を観察するしかないと思い、怪しく周りを観察。
私と同じような装備をしたお母様方がぽつぽつ並んでいます。同じように本を読んだりボーっとしたりしてますね。
列の印象としては、やはり始発が走り始めてからバーッと列がのびました。始発以降は仕事前のスーツのお父様が多かった。併願校の出願日も何校か同日だったので、お父様とお母様別で出願しているのでしょうね。
数時間後、やっと事務室が開き、出願完了。正直この時点の記憶ほとんどなし(笑)。
そして数十年前の私と実弟の中学受験時も、母が一桁もしくは十番台を取っていました。趣味なんですかね。
イベントとして楽しむことが出来る方は、早い受験番号奪取プロジェクトにチャレンジしていただいても良いと思いますが、あくまでも受験番号はほぼ合否に関係しないと思います!風邪ひかないでくださいね!